大切な人








「片山先生のこと?」



「えっ!?」



図星の私は何とも分かりやすい反応を
してしまったようだ。




「お母さん・・・。」




「ごめん、瑠衣。
 少し、お母さんの話をしてもいい?」



「う、うん。」


「ケイト、少し席を外してもらえる?」


「OK、向こうにいるよ。」







< 229 / 268 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop