ヴァンパイア兄弟と甘くて辛い関係を

涼太

ガチャッ


「はーい、そこまで、次は俺の番だろっつーかマジでさぁ、こんなとこで吸血すんなよ、血のにおいプンプンしてイライラすんだろーが」

「何を言っている?涼太、次は奏太だろう?」

「そーですよ~この僕ですよ」

「ちっ・・・もう我慢できねーんだよ、喰わせろ」

「ひっ」


なんなの、この人、いきなり現れて半端ない威圧感はなってやがる

皮肉にもびびってしまったではないか


「ほらほら、涼太がそんな言い方するから怖がってしまったじゃないですか」

「そうだよ、涼太、ホント、馬鹿だね・・・あいからわず」

「うっせぇな、だいたい奏太もさっきまでイライラしてたじゃねーか」

「まぁ確かに焦らしにじらされていましたからね」

「ふふふ、二人ともよく耐えたよ、それじゃぁ僕はもう行くよ、後は二人できめなよ」

「えっ・・・あっ・・・あの」

「何?」

「いや、なんでもないです」


わけわからーん

順番とかどうでもよくね?

というか涼太とか言う人、荒いなぁなんかやだ
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