あの花が咲く前に③





「あっ!

 あのリムジンは!!」


「え。リムジンにも種類ってあんの?」


「それは 置いといていいとこだから。

 うたちゃーーん!!!!!!!」


「え・・・。詠?」


「そう!呼んだの。」


「あぁ。そうだったのか。」


そういえば 詠ともなかなか

話せてなかった。


「おはよう。」


「はよっ。」


俺が軽く返事をすると

悲しげな目で 俺と吹雪を

交互に見る詠。


「やぁ。君たち。」


・・・この嫌なナルシ声。




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