お兄ちゃん、大好き♪
「落ち着いたか?」

「少し…」

そういうと聖兄はほっとした顔をした。

「愛夜、兄ちゃんたちみんな愛夜が好きだ、兄としてじゃなく1人の男として…」

抱きしめられたまま私は黙って話を聞いた。

「愛夜が兄ちゃんたちをそういう風にみたこと無いのも皆わかってる。だけど兄ちゃんたちの気持ちを知ってもらいたかったんだ玻瑠兄は…」

「でも急に言われてもどうしたらいいかわかんないもん…」
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