Pure Love*〜優しいキミに恋をして〜










普通に話せてる喜びを噛み締めながら、手にしていた剣を差し出す













「これがこっちにあったからだと思う」












「なるほどな。あ、もう次か」













間をつなぐだけの短いナレーションがもうすぐ終わりを迎えていた














折角普通に話せたのに・・・もう行っちゃうんだ。










なんて、少し寂しくなる












「いよいよラストスパートだねっ!頑張ってね」












無事に終わりますようにという意味も込めて笑顔で早瀬川くんをお見送りする















「・・・一ノ瀬さん。後で、劇が終わったら校舎裏来てくれる?


伝えたいことがあるんだ」













「へ・・・?」












そういう早瀬川くんは










< 262 / 323 >

この作品をシェア

pagetop