304 作:皐月

[403]

君の名前は403番。
僕は403番に恋をした。

ロボットといわれても
僕には人間にしか見えない。

頭が狂っているのだろうか

君は僕の事を愛しているかい・・・?

僕は君と2人でいれる時間がうれしいんだ。

この狂った世の中で
君だけは信じていられる。

君はもう少しで死んでしまうね。

僕も一緒に行ってもいいかい?

2人で死んだら
ずっと一緒になれる気がするんだ。

そしたら向こうでも幸せになれるって

永遠に一緒いよう。
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