不良ムスメ善良キライ!
息も絶え絶えに、体育館に足を運んだ。
入り口にいた先生に白い目で見られたけど、仕方ないよね。



お、親友ハッケーン!



いそいそと自分のクラスの椅子に座り、かっちりとした手順で進める司会の教頭先生の声を耳に入れる。

ちょうど担任紹介だったようだ。



「萌恵ちゃ~ん!」



「・・・・・」



無視ですか。



小声で、あたしの前の席に座っている親友もとい、藤木萌恵(フジキモエ)に声をかけた。


あたしは基本フリーダムだから、式とか友情に関係ないんだよね。


しかしこの女、萌恵ちゃんにはあたしの声はしっかりと届いていたようだ。


その証拠にほら、右手。



「凸・・・・P」



・・・・あの世に逝って、地獄に落ちろだってさ。


つまり、式中は話しかけるなと言っている。



「え、あたしから話しを奪ったら何が残るんですか?」



あたしはぽつりと呟くと、萌恵ちゃんに、



「ごめん」



と謝られた。


これはこれで傷つくよね。



< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

磁石な君とマグネット
唯健/著

総文字数/5,915

恋愛(学園)7ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
『どS ♀』×『どS ♂』 まるで磁石のような二人。 方位磁針の針の行方は…? 「あんたウザイわ」 * 「馬鹿じゃねェの?」 * 「「誰がお前なんかに!!」」 残念S ♂♀  “恐怖的”ラブコメ…? ※当サイト処作品orz

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop