学園アイドルRTD
「どうぞ」

「あ、ありがとうございます。本当にいいんですか?」

「いーよ、食べな」

「…
おいしい。これ、誰が作ったんですか?」

「兄貴だよ」

「えー!
料理上手いんですね」

「うん」

「じゃあ、自己紹介するね。まず、俺。
前田大也です。野球部の主将してます。」

「そうなんですか!?」

「うん。ちなみに、サードやってて、4番を打たせてもらってる」

「へ〜、凄いんですね」

「見た目によらずってやつね(笑)」

「次は、俺」

「佐々木琢磨さんですよね?」

「え」

「知り合いだったの?」

「あの、中学の時にバスケの全国大会で見かけて…」

「バスケしてたの?」

「はい。
一応、副主将させてもらってました。
琢磨さんのプレーは、ずっと憧れてました」

「サンキュ。
でも、一応自己紹介しとく。
佐々木琢磨、182センチで、センターしてる」

「大きいですね」

「そうか?
大也さんも、180はありますよね?」

「うん」

よく見ると、3人とも、私より頭2つ分くらいでかかった。

「最後に俺ね。
神崎龍太郎です。野球部で今は、ピッチャーしたり、内野守ったりしてます。

身長は、175センチです。
あ、大也さんは3年で、俺と琢磨は2年」

「よろしくお願いします」
『お願いします』

「美玲も自己紹介してよ」

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