天然鈍感美少女と甘々裏表王子

喧嘩

【沙羅side】
「龍のバカ!!もう知らない!」
「あ、そう。俺もこんな分からず屋なんて知らねぇ」
っっ!
「出てくから!さようなら!!」
バタン!と音を立てて部屋の外へと出た。

こんな事になったのはほんの30分前…
────

ピンポーン。
午前10:00、チャイムがなりあたしは玄関に行った。
「どちら様です…か……」
「沙羅⁉︎」
え、な、な、何で…ここに…⁉︎
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