天然鈍感美少女と甘々裏表王子

修学旅行 1.恋の予感

【side沙羅】
「石原さん!」


「あ、桜井君!」


生徒会室に行く途中、桜井君がこちらに走ってくるのが見えた。


「ぼ、僕のこと覚えててくれたんですか!」


「うん!……なんか、桜井君って可愛いね」


「へっ?」


「ほら!そういうとことか!なんて言うのかな…あ!弟みたいな感じかな!」
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