姫と7人の小人達の恋物語
 


 ──しばらくして…


 姫香は片付けが終わると、ソファで本を読んでいた。

「魔女と取引するには、何かを差し出さなければならない。白雪姫の継母は、自分の寿命20年と引き換えに魔法の鏡を手に入れた。」

「……姫、今日はそのへんでそろそろ寝た方がいいんじゃない?」

 隣に居た祥一郎がそっと姫香の髪を撫でた。

「うん…でも、私にできるのはこのぐらいだから…」

 姫香は欠伸をしながら眠たそうに目を擦るが、本を開いたまま身体はゆっくりと傾き。
やがてポスッと祥一郎の膝に寝転がった。

「…………」

「ちょっ、無言で睨むの止めてくんない?紘汰君…」

「………………」

「ちょっとちょっと!巡まで睨まなくてもいいじゃん!!」

「ううーん…」

 祥一郎は睨まれツッコミを入れていたが、姫香が目を覚ましそうになり慌てて黙った。

「祥一郎…姫起こしたら、ダメ…」

 後ろから雅に思いっきり殴られた祥一郎は悶絶した。
雅は実は容姿に似合わず、喧嘩最強なのですごく痛いのだ。
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