愛してるって言って






夕は首を縦には振らなかったが、私は一緒に連れていく事にした。




待ち合わせ場所に来ると、遥汰はヘッドホンをして待っていた。





私が来たのに気づいたのか、ヘッドホンを外して言った。





「お、久しぶり。その子は、あの時の…?」






私は言った。





「うん。実は今日は一緒に回らせてもらいたあんだ。いいかな?」




すると遥汰は快く、承諾してくれた。






< 33 / 127 >

この作品をシェア

pagetop