【BL】純と愛の青春ライフ

夜の星空




初めてやってきた陵の家は意外にも普通の一軒家だった。



俺の家からは結構近くて(徒歩で20分)、どっかの王家みたいなイメージは全くない。



俺は少し安心を覚えた。



正直、一面薔薇で飾られた大きな庭のある宮殿だと思っていたから。



そして中に入ると、陵の母らしき人が「いらっしゃい」と笑顔で出てきた。



……似てる。



さすが親子、と言いたくなる。目元がそっくりだ。



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