ヤンキー姫とモテ王子
あたしは近くに置いてあった棒を手にそいつらを全員蹴散らした。



その様子をポカンと口を開け、見つめる麗華。



一瞬にしてそいつら3人は、地面に倒れ動かなくなった。



みぞおちに1発ずつぶち込み、気絶させたのだ。



「相変わらずほんとに、お強いですね。お嬢は」



「あたしが強いんじゃない、こいつらが弱いの」



「そうですか」



麗華はクスリと微笑んだ。



「ですが、あなたにはあまり派手に動かれては困りますよ。あなたは、あたしたちの総長なのですからね、お嬢」
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