本気で大好きでした。



結局みつかって、担任にこっ酷く叱られたあたしと美桜と彼方。

3人で落ち込みながら戻ると、入口で待ち構えていたのは陽太くん。


「なあなあ、俺を置いてどこに行ってたわけ?」

「担任の次は、陽太かよ~」


そう言い残し、どこかへ走っていった彼方。


「おい、待てよ~。かなたく~んっ」


冗談交じりに彼方を追いかける陽太くん。




なんだかんだで終わった、一日目の授業。


「ごめんっ、美桜。あたし、すぐ帰んなきゃ」

「わかってるって。あたしも帰るし!今日お兄ちゃん迎えに来てくれてそのままお出かけするの。」

「そっかぁ、いつまでも仲良しだよね、山野兄妹」

「2人きりの家族だもん。理緒、なんかあったらすぐ電話してくるんだよっ」

「はーいっ、じゃあね美桜」

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