~宿命~
No.1:「No.2、私はお前の態度や発言にはいつも悩まされてきた。それでも私に知恵を貸してくれた。小さい時はよく遊んだな。だが、それらは全て昔の話。今日をもってお前はNo.8へ格下げだ。」
会議室内の空気が一瞬で凍り、みんなは口を開けた冷凍マグロのようにカチンカチンになっていた。
No.2は荒々しく会議室を出て行った。

ちょっとしたハプニングはあったが、その後は順調に会議は進み、古島の件も無事終了した。

俺が外に出ようとした時、No.1に呼び止められた。
No.1:「ちょっと、君は私について来てくれないか?」
明隆:「はいっ!」
俺は返事してから新石に一言言ってついて行った。
明隆:「オッサン!ちょっとNo.1が呼んでるから行ってくるゎ!」
新石:「えっ?…」
新石が聞き返すのは無理もないと思った。
急いでいた為、かなり早口だった。
その上、言葉をほとんどかんでいたので自分でも何語か分からなかった。
新石なら分かってくれると信じて呼ばれた方へ向かった。
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