君色チューリップ
はあ、とためいきをつきながら病室に戻った。
「愛美、どこ行ってたの?心配したじゃない・・」
コンビにに行ってたお母さんが戻ってきてた。
「あ、ごめんちょっと窓から見えた花壇に行ってた」
「そう、無事でよかった」
「うん」
ベッドに潜り込む。
と、同時に病室のドアが開いた。
私がいるのは私を含めて2人の病室だ。
そういえば、もう1人の人って誰なんだろう・・・。
ドアのほうを見ると
あの花壇にいた男の子がいた。