約束~幸せのクローバー
「うん、そうみたい……」
「ねぇ?もしかしてクローバーの女の子って美羽の事だったりして……?」
「私も一瞬、そう思ったんだけど……そんな記憶ないし違うと思う」
「槇野先生が中学生の時でしょう?
多分、私達って五才とか六才ぐらい?
その頃の記憶なんてはっきりと覚えてない事の方が多いかも……」
そうだよね。
一緒に遊んだ友達の名前とか考えないと直ぐには出てこないし、忘れてるのかも……。