逆ハーレム!?〜変人先生と危険で甘い同居生活〜
「キモ……俺の命のが大切に決まってんだろ」



陸は最後まで読み終えるとそうボソッと呟く。



そしてくるりと振り返る。だが、陸が向いたのはマイクをいつまでも放さないお母さんの方だ。


「お義母さん!!俺に俺の命下さい!!」



陸語は、もちろんお母さんにも分かる。俺の命=あたしを下さいって意味になることも……



「良いわよ?」



「は?演歌病で頭いかれたの!?」



あたしの言葉はお母さんの笑顔にスルーされた。



「寮に住むんでしょう?よっちゃんはどうするの?」


「お姉ちゃんと寝る!子も作りたい!」



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