ノスタルジア
いつもは考えなしの馬鹿なくせして、こういうときばかり。
彼の瞳はいつになく真剣だ。
「だけどな、ギリギリ
"元気出せ!"くらい
言わせてくれてもいーだろ?
だって、それは本心だから。
アヤノのことを哀しむなとは言わない
男のくせに泣くなとも
うじうじすんなとも言わねぇ。
だけど、飯は食え。
ちゃんと寝ろ。
アヤノが起きたときちゃんと"おはよう"って言うんだろ?
だから……生きよう、澪」