不機嫌honey
澪王もさっき帰ってきたばかりらしくて、一緒にお風呂に入った。



ユウリは先に寝ちゃったみたいだから、明日話聞いてもらおう!!



「お前は何を目指してるわけ?女優か?」

「違うよ。いろんなことはしたいけど、演技なんかムリムリ。キャバクラで言うと高級クラブのママあたり?」

「何だよ、その例え…」

「あたしがブランドになるの!!」

「楽しそうに仕事してんじゃねぇよ。俺なんか放置じゃねぇか…」



拗ねた?



カワイイ…。



澪王だって仕事忙しいくせにさ。



「明日は仕事か?」

「お休み」

「なら立てなくなっても構わねえよな?」

「うん。好きにしていいよ。あたしも澪王不足」



触られたい。



お風呂から出て、すぐに自分たちの部屋。



大きなベッドに押しつけられたら、そこからは澪王の独壇場。



あたしなんかオモチャみたい。



澪王の体温があまりにも心地いい…。



楽しかったけど、相当疲れてるのかな?



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