BLACK or WHITE


そう言うと、彼はうんと一つ肯いて、笑った。


「やっぱり、完璧な答え。そつがないね」

「何それ、皮肉?」

「いーや?誉めてるんだよ」


彼は真剣な顔で言ったものの、だからこそ、皮肉っぽく聞こえる。

それに思わず、眉を寄せると。


「だからこそ、そんなパーフェクトな彼女へのホワイトデーのお返しに、相当悩んだんだよね」

「へ?」


完全に、予想外のことを言われて、私は咄嗟に反応できなかった。
< 79 / 114 >

この作品をシェア

pagetop