冷酷社長の極上の愛
目を見開く私に、

片手でごめんのポーズをする光司。

・・・

聞き捨てならん・・・

社長は人使いが荒いですって?!

・・・

ただでさえノロマのに、

私に秘書が務まるのだろうか?

不安はマックスに達していた・・・


「おい、さっさとしろ!」

「・・・」

・・・

社長室から宗吾の怒声が響いた。

行き先不安・・・


「光司チーフ、給湯室を教えてください」

・・・

私は小走りで給湯室に向かった。

・・・

前原亜紀。

とにもかくにも、

本日付で社長秘書になりました。

この先が思いやられる・・・
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