冷酷社長の極上の愛
「前原の顔は、百面相だな」


「なっ?!」


クスッと笑った宗吾は、

社長室を出ていった。

・・・

深い溜息をついた。

・・・

もう少ししたら、部屋を移動しよう。

そう考えながら、

今の仕事を終わらせた。

・・・

宗吾が帰って30分が経過。

そろそろ部屋を移動しても大丈夫だろう。

私はデスクの上を片付け、

部屋を移動した。

・・・

途中、光司チーフとすれ違った。

「まだいたの?」

光司に言われ、苦笑い。


「早く帰らないと、

暗くなるから、早く帰るんだよ?」


「・・・はい」

一礼した私は、そそくさとその場を後にした。

・・・

光司チーフもまだ仕事をしてたらしい。

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