冷酷社長の極上の愛
私の言葉に、

三人がそれぞれ違う反応を見せた。

・・・

光輝は、ふ~んみたいな、

でも、そんな事知ってるぞって顔。

・・・

光司は、あからさまに驚いてる顔。

いないなんて意外?みたいな・・・

・・・

宗吾は、ホッと安堵の溜息をついた。

もちろん光輝や光司にはわからないように。

・・・

「亜紀に彼氏がいないなら、

オレは立候補しま~す」

そう言って微笑んだのは、光輝。

・・・

その言葉に、私の顔は引きつる。

昨日の残業の時のキスを思い出し、

やっぱり要注意人物だと再確認。

・・・

「チャラ男の光輝に、前原さんは似合わない」

そう言ったのは光司。

もっと言ってください、光司チーフ。

・・・

「…光輝、

いつから前原を下の名前で呼ぶようになった?」
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