流星群



星羅を失っても星夜だけは








だってみんなが見るのは星羅じゃないから







流星のように綺麗で儚い星夜









それが私だから







失っちゃいけない








いつしか星夜への執着心は強くなって








星羅と呼ばれることに違和感を持ち出した







自分の中でも何が何だか分からなくなって






もう1人の自分が








私を支配した








それが星夜







男の私







だんだん星羅の面影がなくなっていく私








紘とも喧嘩が多くなった






翠や蓮達とは会わなくなって







単独の活動が増えた
























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