私が王子様の婚約者!?
「「はぁ!?」」

と驚きをかくせないわたしと、白石くん。

「何言ってるの!?そんなのほかの子にしてよ!」

「はぁ…めんどくせーやつ」

は!?

あんたこそめんどくさいよ!

って言いたいけど…

い、いえない…

「お前なら、さっきのはなし聞いてて、事情知ってるからいいだろ」

「あ、そっか。」

何納得してるのさ!白石くん!

「紗枝ー、ごめーん!待った?…って榊原くんに、白石くん!?で、紗枝はなんで捕まってるの?」

頭に?がうかんでるよ…、雅…

「あー!葵 雅ちゃんだー!!」

白石くん、状況読んでよー

「こんにちは。で?なんで紗枝は捕まってるの?」

いいこと言ってくれるじゃないの!雅!

「おー、こいつな俺の婚約者だから。」

かるーく言う榊原くん。

「え!?そーなの?おめでとー!紗枝♪」

おめでとー!じゃなーい!!

「何、勝手に話進めてるの!?私、了承してないんだけど!!」

そう反発すると…

「なにをどう言おうと、おまえは、俺の婚約者な。」
と俺様な口調でかえされた。
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