LOVE&SWEET
街に出たら、人がうじゃうじゃいた。


バイクをとめて、人込みではぐれないように歩き始めた。

「俺行きたい店あんだけど、行ってい??」

「うん♪」



「いらっしゃいませ〜」

男の店員さんが、弾むような声で言ってきた。


そう…
ここは、あたしが雅ネックレスを買った店だ…!!!

「どうぞ試着してくださいね」

「はい。」



雅は服を選び始めた。

あたしはその間、ネックレス売り場に行き、あのネックレスがあるか見に行った。




「ない!!!」

よかったぁ〜!!!

売り切れる前に買ってて…



「あれ?!俺が欲しかったネックレスねぇ…」

あたしの肩に顎をのせて言ってきた。


「どんなやつ???」





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