LOVE&SWEET

「先生!!教科書ありません」


今授業中。

青山君が先生に言った。



「ん〜…じゃあ隣の奴に見せてもらえ」

「は〜い」


隣って…





あたししかいないじゃん!!!









「一緒に見せてもらえる??」


笑いながらあたしに言ってきた青山君。



「ミナミちゃんばっかりいいよね〜」


そんな女子の声が聞こえた。


その時…




「おい。お前はこれ使え」

机に伏せて寝ていた雅が、だるそうに起きて、机から教科書を出して言った。



「ありがと」

いつでも笑顔の青山君。
それと対象に、すっごい睨んでる雅…



あたしどうしたらいいかなぁ…





< 183 / 203 >

この作品をシェア

pagetop