LOVE&SWEET
雅の顔が近づいてきた。



そっと触れるだけのキス…



やっと自分が雅と付き合ってることが自覚できた。


「雅…あたしも好きだよ…」


心からそう思った。


「やばい…理性が…」


はっ!!


「まっ!!待ってよ!あたし…」


あたし処女だから…怖い…


「お前もしかして…処女?」




男の人って、処女ってめんどくさいって思っちゃううんでしょ…
しかも…

「ち…違うもん…」


「強がんない」


ば…ばれてる…?


「だって処女って面倒なんでしょ?」

「馬鹿か!処女って事は、俺のやり方しか知らないってことだろ?だからむしろ嬉しいの!分かる?」

そう言って、あたしの頭をなでてくれた。


そうか…
でも…まだ…心の準備が…



元彼もこう思ってくれてたかな…







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