教師『炎魔の蝶』
去年までのバレー部は
少ない人数ながらも
かなり高いレベル
のバレーをやっていた事。

とても厳しいが技術力
にも統率力にも優れた
顧問の先生を、みんな
尊敬していた事。

そこで、川上は言葉に
詰まったので

「苦しくなる話なんでしょ。続きは、また後日で
いいよ」と
言いながら『蝶』は
川上の肩をポンポンと
叩いた。。


振り絞るように
川上がまた話し出す。。

「俺達には…もう一人、
かけがえのない仲間が…
いたん…です」

川上の涙をこらえている
かのような、悲しい
表情を見て『蝶』は
何かを察したようだった。。
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