【前編】告るまで、後七日間♪
「って……桜ちゃん…?
と、陽太君?」


「ああ。」

って、一言の陽太君。


「ああ。じゃないでしょ!!!バカ!!!」

桜ちゃんが陽太君に怒る。



「あたし、どうしたの??」


「覚えてないの?」
と、桜ちゃんが驚き気味に聞く。


「えっ…うっ、うん…」


「コイツが悪いのよ!!!」

桜ちゃんは、陽太君の耳を強引に引っ張り、私に近付けた。


「いたっ!!イテテテテテッッ!!!放せよ!!止めろよ!!!」


「陽太君が??」


「ごっ、ごめん。俺が濡れたまま、ボールを投げたから、歩いてたお前に当たった。」



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