pinky eye


「ねえ、、梨乃ちゃん…」




「ん?どうしたの、創汰くん」




「ぼく、眠いっ」


ドサッ
そう言って創汰は梨乃のふとももを枕にして寝転んだ。
ここはいつもとなんの変わりもない昼休みの中庭。
暖かすぎる夏の日差しが照り続けている。


「創汰、相変わらず気持ち悪っ…」

愛美が言う。


「梨乃ちゃんの足気持ちいいんだもーんっ!」



「はいはいっ、ちゃんとお弁当食べてから寝ようね?創汰くん」



「はーーーいっ」



創汰は勢いよく起き上がる。
梨乃の作ったお弁当を抱えながら。
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