陽だまりに猫
もう、まだ朝なのにどうも言葉の刺激が
私には強すぎる。
莉央は恥ずかしげもなくさらっと
甘い言葉を吐くから危険なのだ。
「ホストにでもなればいいのに」
ぼそっと悪態をついてみる。
『ん?なに?』
「別に、なんでもない」
『ふーん』
なんだ、その意地悪そうな眸は。
『ホストになっても、俺が愛してるのは
悠だけだけどね』
「っ…!!だ…から…っ、
そういうこと言うのやめてってば!」
『照れてる?』
「照れてない!」
『素直じゃないなー』
この男、どこまで前向きなんだ、
むかつく。