Any time Any place
お題の『プロット』から逸れっぱなしですが、もう一人すごいなーと思う作者様がいまして、その方は、月森さやさん。
彼女のサスペンスやファンタジーが好きなんですが、ヒロインの描き方が好きなんです。
彼女の描くヒロインは、決して純真潔白な健気なヒロインではない。
弱さも狡さも持ち合わせつつ、人間くさいドロドロした感情も持ってます。
勿論、ストーリーは現実離れしてますが(御曹司も出てきますし)、ああ、こういう子友達にいたな、と思わせる人間くさい共通項があるんです。
いつも毒吐く、「お前、ホンマにそう思ってるかー?ええ子ぶってんちゃう?」という突っ込みより、「ああ、あんた、その考え方はあかんやろ?」と友だちに助言するような親しみやすい感覚になるんです。
だから、そのヒロインを応援したくなる。
恋愛小説大賞の優秀賞を取った、『冷たい関係』はヒロインの逞しさと身勝手さに大笑いしましたもん。
そして、健気さアピールとか、料理できますアピールとか、ヒロインが自分で言うあたり、最高に笑えました。
だって、王道ストーリーは、ヒロインは家庭料理をさりげなくできて当たり前じゃないですか?自慢せずに、「口に合うといいけど」と健気にキッチンに立つ。
私は、「作ったものは、どんなものでも感謝して食え」の大皿料理派ですから、相手の反応をじっと待つ、というその感覚がわからないんです。
彼女の未完結作品、どんどん更新してほしいですねー。
はい、未完結作品を抱えながら、棚上げな七月です(笑)
知ってます、早く更新してよーーと鼻息を荒くしている方々がいるのは・・・
今から更新しますからー。
珍しく、ラストに向けて、プロットまではいかなくとも、手書きメモみたいなものを初めて作成しましたし。
ちょっと息抜きに、作者さんのコメント欄などで中々書けないことをここで書いて、スッキリさせたかったので。
しばらく、更新頑張りますよーー。
本格的な夏が到来すると、七月は、海へレッツゴーなんで。
それまでには、頑張ります!