愛よりも深すぎて
その日の飲み会は楽しかった。

俺は正直、あまり教え子を覚えていない。
しっかり覚えてる先生も中にはいるが。
俺は顔はわかっても詳しくは覚えていなかったりする。

待ち合わせ場所に着くと
見たことあるような子達がずらっと並んでいる。
が、正直わからん。

木崎に『やべ、誰だかわかんね…』と小さい声で呟く。
木崎はにやっと笑って
『フッ!ジジイ!』
と言った。
『脳トレだよ、今から』

そういうと居酒屋に入っていく。
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