【BL】フラグなんてお呼びじゃない!
「…………塁」
「、、ん?」
今まで無視してたけど、
さすがに名前を呼ばれちゃ返事をしないわけにもいかなくて。
僕は涼しい顔を崩さないでそちらに視線を移した。
「おまえ、」
その人物は一旦言葉を区切り、
「オレのモノに何してくれてんの?」
悠くんの首に絡みつくように体勢を変えて言った。
その顔に浮かんでいるのは笑顔。
ただ、ドスの利いた声と同じくらい迫力のあるブラックスマイルだが。