ー美し桜と乱れし鬼ー

新撰組と不安

「ふぅ〜。さぁつきましたけど、大丈夫ですか?」




「はぁ…はぁ……だっ、大丈夫…です」




沖田さん早過ぎ!



そして…



「てめぇら、俺を馬鹿にしてんのか⁉」




土方さんもすぐに追いついてきて、結局は全員で走ってきた。




「馬鹿になんかしてませんよ?僕は、近藤さんを呼んできます」




その場から逃げるように行ってしまった沖田さん。




もちろん、残ったのは私と土方さんで…。



さっきの事もあるし、相当怒ってるだろうな…。




「…おい」






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