My Sweet DRAGON
「てかさぁ…」



「はい?」



「今からどうする?」



が、このまま、はい、解散!ってのが少々惜しいと感じるのは、久々のカラオケで頭のネジがぶっ飛んでいたからなのか。



そうだよ。帰るにしてはまだ早いし…今日は一応、アタシの誕生日だし…微妙にテンション高いし。



「どうする?」



手を頭の後ろで組みながらコテッと小首を傾げたアタシは、隣で目を瞠る龍樹をじーっと見上げた。

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