幼なじみと一途な恋愛
「あいつが本気だってこと、この間初めて知ったから……まだよく分かんねぇんだよ」
「マジかよ!本気にしてなかったのか!?あんだけアピールされてて!?」
圭吾があり得ないとばかりに目を見開く。
「軽い気持ちで言ってると思ってたんだよ」
「うわー……あり得ねぇ。まりあちゃんマジで可哀想っ……」
悪かったと思うよ。
「でも、これからはちゃんと考えるつもりなんだろ?まりあちゃんのこと」
「……そのつもりだけど」
あれだけ告られて、俺が好きなんだと泣いてまでケンカされたらな……。