幼なじみと一途な恋愛



「あいつが本気だってこと、この間初めて知ったから……まだよく分かんねぇんだよ」


「マジかよ!本気にしてなかったのか!?あんだけアピールされてて!?」



圭吾があり得ないとばかりに目を見開く。



「軽い気持ちで言ってると思ってたんだよ」


「うわー……あり得ねぇ。まりあちゃんマジで可哀想っ……」



悪かったと思うよ。



「でも、これからはちゃんと考えるつもりなんだろ?まりあちゃんのこと」


「……そのつもりだけど」



あれだけ告られて、俺が好きなんだと泣いてまでケンカされたらな……。


< 87 / 255 >

この作品をシェア

pagetop