あの夏の日と、私と、キミと。



「真綾!悠貴くん!そろそろ帰ろう!!」



「はーい。行こうっ悠貴くん」



「あぁ」



私と悠貴くんは千秋達のもとへと駆け寄って、屋上を後にした。



帰り道。



悠貴くんとは同じ方向だったから、一緒に帰る事になった。



そのとき、悠貴くんが「悠貴でいい」って言ってくれた。



この短時間で、悠貴とたくさん話せた事が嬉しかった。



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