君との約束~陸上指切りげんまん~

No.2 星の約束

とうとう大会が明日になった。

相変わらずの暑さ。

私達は、激励会を終えて、ミーティングをしていた。

「つーか。雨降ってもやるとかおかしいでしょ。」

千夏が私の隣で呟く。

「うん・・・。まあ。しょうがないし。」

大会だー・・・優勝だー・・・とか応援する奴らに少し腹立った。

私達の立場わかってんの!?とか思ってた。

でも、口に出すのはやめよう。
< 74 / 152 >

この作品をシェア

pagetop