ロミ×ジュリみたいな
「あッ!?もしかして俺の名前か!?言ってなかったか悪ィな

名前は如月 涼 高3 よろしくな

よく学生に見えないって言われるけど…そんなことねえよな?」


『ぁ…すみません…見えませんでした。

学校の先生かと思ってました。』


背が高くがっしりと鍛えられた、ような体つき。

制服も着ていないので体育の先生かと思っていた。


まぁ…いいけどさ…そういうとイノシシを抱え直し歩き始める。


ワイルドお兄さん=如月 涼さんという人だとわかり一安心。

名前も知らない人についていくのは危険だよね…


彼はわたしの歩くスピードに合わせてくれているのかゆっくりと歩いている。

相変わらず大股で、ガサツな歩き方だけど…


もう少しだからよ…そう言って歩く先に見えてきたのは学園に入るための校門


校門っていうか…動物園にある檻に見えるのは気のせいか






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