ロミ×ジュリみたいな
役に立たないそう思っていた男…慶介が目を覚ました。


こういう時に目覚ますとか、空気読めないにもほどがある。


「お嬢!!大丈夫でしたか!!?…ってぇ!!

今度は豹!!??…おれ…無理っす!!」


目を覚ました男慶介は本当に…本当に情けないにも程がある。

また気絶しやがった…しやがったとか言ってはダメですよね?


気絶しやがりました!!


『本当にすみません!!ごめんなさい!!

情けない男すぎます!!』


何故だか、なぜだか、わたしが謝ることにした。


「ふふ…キミ面白いね…可愛いし♪

キミのこと気に入ったな俺…」

猫じゃらしをわたしの顎めがけて振り続ける。


わたし猫じゃないです!!


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