初恋の続きをもう一度【完】
お昼を食べて今観覧車に乗っている。
だんだん、雲行きが怪しくなってきた。
今にも雨が降りそうだ。
「雨降りそうだね」
「そうだね傘持ってきたけど、涼晴は傘ある?」
「あぁ持ってくんの忘れた」
ゴロゴロピッカッ―。
ザーーーー。
とうとう雨が降ってきてどしゃぶりだ。
てか雷とかちょー怖い。
雷の音に動揺する私。
「ありさって雷苦手なんだ?」
「う、うん。」
ガタンッ―。
観覧車が止まった。
当たりは真っ暗で、何も見えなくなった。
「え”停電とかど、どどどどしよ・・・。」
「大丈夫だって、すぐ復旧するって」
なんでだろう・・・涼晴の大丈夫って言葉を聞くとすごく安心する。