初恋の続きをもう一度【完】



『涼晴先輩、まったく起きません!』


『いつも起きないのよー。

色々な方法試してみてるんだけど』



『じゃぁカーテンを開けてみましょう』


私はカーテンを開けた。


温かい日差しが部屋の中へ差込む。



『・・・・・』



涼晴はまったく起きない。



『次はリコーダーの音で試してみます。』


私はそういい、リコーダーを鳴らした。



『・・・・』


でもやっぱり涼晴は起きない。
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