『明日』~隣のキミへ~



でも・・・今だけは。



残りわずかなこの時間の中で、こいつの消えかけそうな命を感じていたい。



「双葉」



「何?」



いつもと変わらずに返事をする。



「俺の手を力いっぱい握ってとけ」



「・・・うん?」



力いっぱい握られた手は、やっぱり痛くもかゆくもなかった。




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