あなたのギャップにやられています
はぁ。
そんなことにも気がつかないなんて、やっぱり私は鈍感女よね。
雅斗のことを誰よりも応援しているつもりの自分が、実は足枷だなんて。
「でも冴ちゃんが輝いていれば、雅斗君は心置きなくイギリスに行けるはずよ」
「なるほど」
百合ちゃんの言葉には説得力がある。
でも、それにはどうしたらいいんだろう。
「具体的にはねー。
まずは毎日のエッチを、何か月かに一回の濃厚なので我慢できるようにすることね。
まぁ、ひとりエッチはOKかな」
「ちょっと! 毎日なんてしてないしっ」
「あら、週3くらいかしら?」
百合ちゃんの言葉に思わず顔をそむける。
んーと、見てるの?
私がデザイン部にいたときより増えている気がする。
昼間の触れ合いがない分、夜に?
「まぁ、それは各々ひとりで処理するとして……」
「だーかーら!」
そんな恥ずかしいこと、普通の顔して言わないでよ。
雅斗はするかもしれないけど、私はいいわよ。
あれ? やっぱり雅斗はするのか……。