黒猫ちゃんの憂鬱5
『あ。そうなんですか?ふふ。お優しい方ですね?』
『おや。そんなことを言われたのは初めてだ』
んん?
この声は・・・
「黒瀬!?」
『おや。お嬢様が来たようです。ではまた・・・』
誰だろう。
此処の執事さんかな?
『あら。可愛い女の子。フランス人形みたいに・・・ほほっ』
『お嬢様。こちらお坊ちゃんのお世話係の』
『ヤエといいます。見れば見るほど可愛い・・・ふふっ』
はぁ・・・。