【完】隣の先輩。
「よ、耀くん、いかなかったのは謝るよ。でも、彼女さん…みおり先輩に悪いし、あの件はなかったことに…!!」
「は?」
すっかり人通りがなくなった廊下でそんなことを弁解していると
耀くんは突如振り替えって目を点にした。
「え、え?」
「はあ?!誰と誰が付き合ってるって?!」
「え、み、みおり先輩と耀くん。」
「ないないない!あの人はほんとにただの先輩!!」
「え、でも…耀くん、好いてくれてるんだけどって……」
「後輩として気にかけてくれてるって意味!」